「マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿」展…からの伊丹花火大会

伊丹花火大会

朝から昼にかけて博物館のはしご

8月26日(土)は朝から京都国立博物館の「美のかけはし」展を見、さらに京都文化博物館の「マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿」展へはしごをしてました。

特に「マリア・テレジア」展の方は、王権の象徴だとか、騎士団の正装だとか、そういうの私大好きなので、とても堪能。一応はクリスチャンですから、キリスト教文化に勝手に近しい物を感じるところもあります。

会場内で偶然、能楽堂でも出会う方とお会いした際に、「柏木さんって日本が好きだから、西洋のものには興味がないかと思ってた」と言われましたが、私、歴史なら古今東西どこでも大好きですよ~。ただ高校でも世界史選択しなかったこともあり、世界史は興味はあっても無知ですけれど。

しかしヨーロッパ史は複雑ですね。同じ人が複数の国の王様になったりとか、神聖ローマ帝国とか、マリア・テレジア以降は王朝名が変わるんだとか…。でも、そういうのを考えるのが楽しいんですよね。歴史好きの醍醐味です。

それにしてもマリア・テレジアも夫のフランツ・シュテファンも、少年少女のころの肖像画はとっても可憐なのに、大人になると…とっても貫禄が出てきます。これを見ると、時の流れって残酷だなぁと。あと、マリア・テレジア愛用の品に、意外に日本製のもの(陶器や漆製品)が含まれているのも面白いです。もっとも当時は「インドのもの」と呼ばれていたりするのですが。

無理矢理にでも花火を見に行く

「今年は花火とは縁がないかもしれません」と書きましたが、やっぱり花火を見ないと「夏」って感じがしないので、最後に京都の博物館からわざわざ移動して、伊丹花火大会です。もっともツレは男ですが。男二人で花火大会ってのは、お盆から下旬にかけての連勤のための、ヤケがこの頃まで尾を引いていたんですね。

ビール片手にフランクフルトを食べながら、見上げる打ち上げ花火。少々酔っ払いながら「これだよ、これが味わいたかったんだよ!」と私とツレ。オヤジ臭いなぁ、と思わないこともないのですが、敢えて無視。

学生の時のノリと全然変わってないですね、私。こういう「楽しいアホ」なノリは無くしたくないものですけれどね。

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柏木ゆげひ

大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜→現在は会社員しながら能楽研究の勉強中。元が歴史ファンのため、能楽史が特に好物です。3ヶ月に1回「能のことばを読んでみる会」開催中。能楽以外では日本史、古典文学などを好みます。

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1件の返信

  1. 籐行 より:

    素敵な一日ですねぇ!
    どこの国でも、歴史にはロマンがありますよね。わくわくします。
    美術館巡りは私も大好きなのですが、ハシゴすると物凄く眼と足が疲れます。帰宅したとたんバッタリ。
    大きな美術館では館内のソファーで居眠りしてしまったことも・・・(笑)。