神戸在住(1) 木村 紺 講談社 1999-08 by G-Tools |
最近、気に入ってるマンガがこの『神戸在住』。
神戸のとある大学の文学部芸術科に通う女の子の視点で、日常を描いています。あまり大きなストーリー展開はありませんが(”非日常”が日常になった阪神大震災の話は別)、その淡々とした展開が、線だけで描かれた絵の雰囲気とうまく合って、読んでいて「なんか、いいなぁ」なんて思うのです。
マンガの形式を使った随想フィクション、と言った方がいいかもしれません。余情があるとでもいうのでしょうか。
何よりの魅力は、丁寧に描かれる神戸の町々。私は神戸に住んだことはありませんが、兵庫生まれ・兵庫育ちですから、神戸はとても親しみのある街です。各話の扉のページに描かれている神戸の風景を見ると、「ああ、ここ行ったことあるなぁ」と懐かしく感じたり、「こんな場所もあるんだ」と憧れを抱いたりと、神戸の町角に思いを馳せます。
…今度の休みは神戸に行こう。そんな気にさせるマンガです。
神戸在住、
僕は故郷を離れれるようになって 2年まえから
郷愁を誘われるような形で手に取るようになりました。
作品自体は随分前から知ってはいたと思います。
まだ読んでいない話かもしれませんが、新神戸駅から
新幹線がトンネルに吸い込まれていくシーン。
帰省から職場に帰るとき、帰省で新神戸に着くとき
吸い込まれる新幹線とホームからの景色に胸が熱くなります。
ヤマのかどっこさん、お久しぶりです!
ブログにコメントいただけるのは、初めてでしょうか。
ありがとうございます。
確かに神戸に愛着を持っていると、
郷愁を誘われる作品ですよね。
私も手に入れたのは兵庫県を離れてからです。
新神戸駅から新幹線がトンネルに吸い込まれていくシーンですか。
ちょっとまだ読んでない部分のようです。
早く次も読みたいです…。
普段、お金を使わない生活してますが、
能・狂言とマンガだけには費やしてます(^^;)