謡初メ、舞初メ

翁飾り

能好き二人で謡初メ・舞始メ

元旦の記事に「謡初めの予定はない」と書きましたが、その夜にお誘いを受けて、不意にすることになりました。参加人数はたった二人でしたが。その際にした作法などをメモとして残しておきます。

お神酒・塩・米・火打石を載せた三方をはさんで向き合って正座し、まずはもう一人の方がお神酒、続いて塩と洗米をいただいて、最後に私が火打石を持ってもう一人の後ろ周り数回、カチカチと打つ。これが《翁》の時に楽屋で行われている「切り火」か~と思いながら、言われるままにしてみました。次は交代して同じことをする。

そして私が仕舞《屋島》、もう一人の方が《猩々》を舞う。地謡は交代。最後に二人で《高砂》の千秋楽は民を撫で以降を連吟。以上、所用時間にして10分もなかったでしょうが、正月らしいことができて、とても良かったです。

謡初めの前に儀式も入れることで、身が引き締まったよう感じ、今年はきちんと新年を迎えることができたかな、と。またやりたいものです。

…ちなみに写真は数年前に機会があって撮らせていただいた能楽堂の翁飾りで、時々mixiのプロフィール写真に使っているものです。直接は関係ないのですが、今回も写真のようなものを使ったので載せてました(笑)

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柏木ゆげひ

大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜→現在は会社員しながら能楽研究の勉強中。元が歴史ファンのため、能楽史が特に好物です。3ヶ月に1回「能のことばを読んでみる会」開催中。能楽以外では日本史、古典文学などを好みます。

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5件のフィードバック

  1. kaki3 より:

    ご挨拶遅れましたm(_ _)m
    明けましておめでとうございます。
    今年も宜しくお願いします。
    今年は文楽も観るつもりです。
    能は・・・いい舞台を沢山観たいですね。

  2. kitola より:

    明けしておめでとうございます。
    謡初め・舞初め、素敵ですね~
    今年は家だけは何とか新年を迎える支度を
    しましたが、お稽古から遠のいて早一年、、、
    今年こそ再開したいと思っているのですが
    仕事をし出すとどうしても日にちを合わすのが大変ですね。
    妹さん、成人式を迎えられるのですね。
    おめでとうございます。
    この頃では 見ることが出来ないような
    何とも清楚な振袖。ゆげひさんのお母様やお祖母さま
    のセンスが覗えるかの様で素敵です。
    そうそう、お稽古から離れてから能に渇れているの
    ですが、今年は正月の能狂言番組ほぼ堪能しました。
    なかなか幸先良さそうです。
    今年も、脱「読むだけ参加」で楽しみにしています
    ので、
    どうぞよろしくおねがいいたします。(*^_^*)

  3. 挿頭花 より:

    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願い致します。
    謡初めを二人でしてしまったとは、さすが柏木さん!
    しかも色々ちゃんと、火打石まで用意するなんて。
    単なるマニアではありませんね。(笑)
    良い一年のスタートですね。

  4. Brenda より:

    はじめまして。ブレンダと申します。日本の伝統芸能に大変興味があり、漫画の他に、能楽、お寺とお豆腐が大好きです。現在、大阪に通勤しつつ京都に住んでいます。今年はようやく仏像彫刻の他、金剛能のお稽古を受け始めます。謡初といえば、1月3日に以前ずっと非公開だった「謡初式」が無料公開が行われ、数多くの能楽師の演出をいっぺんに堪能することができました。家元の金剛先生の方々はもちろん素晴らしい演出だったが、その他に宇高通成や廣田泰能先生の演出もよかったです。3月には第12回の能楽特別鑑賞会などをはじめ面白いイベントが多く、選択するには困っています(笑)。「能楽の淵」を通して日本の伝統芸能について情報交換・話題の盛り上げを一緒にさせて頂ければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。

  5. お返事大変遅くなっております…。
    申し訳ありません。正月2日から仕事ばかりで…。
    ★kaki3さん
    明けましておめでとうございます。
    kaki3さんも文楽デビューですか!
    能楽とは全然違いますけど、良いものですよ。
    それだけに能や狂言を元にした演目は避けた方が
    良いかもしれませんが…
    (能・狂言ファンにとっては、どうしても違和感が先立ってしまうので)
    能は、今年も仕事のために思う舞台が思う通りには
    見れないのだろうなぁ、とすでに諦め気味です(笑)
    今年もどうか宜しくお願いします。
    ★kitolaさん
    明けましておめでとうございます。
    家では何も新年を迎える準備もできず…全く変わりがありません。
    それだけに謡初メ、舞初メができて良かったです。
    もっとも全く稽古できてないので
    (大鼓が2ヶ月、謡や舞は3ヶ月近く稽古行けてません…・涙)
    慌てて『屋島』の型をさらいました。
    学生の時に、たぶん何百回と謡ったはずの『猩々』すら
    一瞬「次の詞は何だったか、この節で合っているのか」と
    不安になりながら謡ったので、稽古しないとダメだなと思いました。
    母はセンスは良かったですね~。
    なんで自分に受け継がれてないのか、残念ですが(笑)
    どうか宜しくお願いいたします。
    ★挿頭花さん
    明けましておめでとうございます。
    いやー元旦も結局最後までのんびり過ごすことが我慢できず、
    夕方に大学の先輩に「今日、おヒマですか?」と電話したところ
    「空いてるけど来る?」という話になって。
    で、行ったらいきなり「謡初めするか!」という話になったのです(笑)
    火打ち石ほかを用意したのも、作法を教えてくれたのも
    すべてその先輩です。私は教えられたまま、やっただけ。
    でも、来年は自前でもできるよう用意はしましょうか(笑)
    どうか今年も宜しくお願いいたします。
    ★Brendaさん
    初めまして。書き込みありがとうございます。
    仏像彫刻などもやってらっしゃるのですね!
    金剛流の謡初めは、2年前には行ってました。
    金剛永謹師の舞囃子『高砂』の笛をつとめられた、
    杉信太朗さんに魅せられて帰って来たのですが。
    金剛能楽堂もいろいろと積極的な活動をしていますよね。
    またどうぞお書き込みくださいませ。それでは。