井原西鶴終焉の地

井原西鶴終焉之地

住所:大阪市中央区 谷町三丁目交差点東南

 昨日、大槻能楽堂に向かう途中に大阪市中央区・谷町三丁目交差点すぐ近くで見つけた石碑。携帯電話で取った写真では何も見えませんが、「此界隈井原西鶴終焉之地」という言葉と、彼の辞世の句「浮世の月 見過ごしにけり末二年」が書かれています。


井原西鶴辞世

 井原西鶴(1642-1693)は江戸前期の浮世草子や浄瑠璃の作者で、俳諧師。大坂の人…と辞書的なことは書けても、具体的に井原西鶴が何をしたのかは挙げられず、ほとんど名前を知ってるというだけです。ただ『観世』の連載「江戸時代能楽繁昌記」を読んでいると、『好色一代女』など浮世草子も面白そうだと思ってきたところ…。

 とにかく、谷町3~5丁目あたりは能楽堂エリア(大槻能楽堂と山本能楽堂が近い)でまた行くでしょうから、次に行く時にはデジカメ持参で、もう少し良い写真に取りなおそうと思います(笑)

・追記 撮り直しました。(2月25日)

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柏木ゆげひ

大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜→現在は会社員しながら能楽研究の勉強中。元が歴史ファンのため、能楽史が特に好物です。3ヶ月に1回「能のことばを読んでみる会」開催中。能楽以外では日本史、古典文学などを好みます。

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