銀椀裏に雪を積みそこねた

銀椀裏に雪を積みそこねた

世阿弥伝書にある高い芸位の喩え

昨日と今日と、我が家のあたりにも雪が振りました。この冬初めての雪ですね。
父が庭においている謎の瓦に鍋のオブジェ?には氷が貼ってましたのを写真に撮ってみたら、ちょっと風情のある感じ。

これを見ていて思い出したのが世阿弥が伝書『九位』に書いた高い芸位”閑花風”の喩え銀椀裏に雪を積む。元は禅語らしいのですが…これは鍋なので、ちょっと違います。惜しい(汗)

昨日の夜に気を利かせて銀椀を出しておけば良かった…と後悔しています。

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柏木ゆげひ

大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜→現在は会社員しながら能楽研究の勉強中。元が歴史ファンのため、能楽史が特に好物です。3ヶ月に1回「能のことばを読んでみる会」開催中。能楽以外では日本史、古典文学などを好みます。

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