「文章」について

カフェでノマドしながら記事を書くライター

パンフレット向けの文章の話

前回、「人に読んでもらう文章」という題で日記を書きましたら、何人もの方にコメントいただきまして、ありがとうございました。ですが、あれはmixiやブログ、「能楽の淵」とはまた別の話なのです。完全な言葉足らずで申し訳ありません。

知人に頼まれて、とあるパンフレットに載せる文章を書かせていただくことになって。それの打ち合わせを兼ねて食事し、ビールとワインのボトルを空けて(笑) その酔った勢いで、頭に浮かんでいたことを、つらつら~と書いたわけでした。

「普段私が書いている文章…」云々は、私が書き散らしている文のことです。心の赴くままにだらだらと垂れ流すのは楽ですが、今回は違います。人のために、自己満足やマニアックに走らず、簡潔で、でも読んでもらう意味のある文章である必要がある。それに関する思いでした。

最初に書き上げたのは約1600字。A4の紙一杯に印刷した文字を眺めて、一瞬で「半分ぐらいに縮めてな」と言われました(苦笑) あははは…。大学のレポートなら規定の文字数埋められたらそれで済んでいた。そんなレポートなら数千字でも楽勝でしたが、今回の800字は手強いです。

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柏木ゆげひ

大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜→現在は会社員しながら能楽研究の勉強中。元が歴史ファンのため、能楽史が特に好物です。3ヶ月に1回「能のことばを読んでみる会」開催中。能楽以外では日本史、古典文学などを好みます。

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2件のフィードバック

  1. とりあ より:

    ブログだと気楽に書けますが、挨拶文だと結構迷ってしまいますね。
    というのも、今年からOB会長をお引き受けしたので、しばらくの間、自演会(早蕨会)のパンフレットにご挨拶を書くはめになり、悪戦苦闘しましたので…(-_-;)
    あまり固くならずに、でも“がんばって”というエールを込めて書かせてもらいました。
    現役や来ていただいた方々にそんな気持ちが伝わっていればいいのですが。

  2. ★とりあさん
    ブログはあくまで私的な空間の延長なんですよねー。
    自分が主催している「場」でもありますし。
    対して、人のところに書かせていただく文章となると
    勝手が違うのはむしろ当然でしょうね。
    しかし、とりあさん、OB会長様とは!
    私のところにも、今年の大学能楽部自演会のパンフレットが
    届きましたが、顧問教授やOB会長、師匠方の文章を拝読すると
    いろんなことを書いてらっしゃるなーと。
    これらの文章にも、いろいろと試行錯誤があるのでしょうね。
    自分がパンフ作成担当だった時には、能のこと、演目解説、
    編集後記と、いろいろ好き勝手書いてましたが、今にして思えば
    それは自分の「場」だったから書けたのだろうなぁと思います。