昨日・今日は、父が車を家に置いてくれたので、久しぶりに車を乗り回してました。車に乗るのはわりと好きです。車で出掛ける先が囃子のお稽古ばかりというのが、我ながらちょっとと思わないでもないですけれど(苦笑)
素人会が近いので、車内で稽古を録音したテープをかけたりしてます。運転しながらテープと一緒に「ヤ」「ハ」「ヨーイ」「イヤー」と掛け声の練習してたり(笑) あんまりそちらにエキサイティングしてしまうと、運転が疎かになって危ないですから、ほどほどにですけど(^_^;)
とはいえ、エンドレスで自分のヘタクソなお囃子を聞くのもなんですので、時々ラジオに切り替え。昨日から今日にかけて聞いたのが「土曜の夜はケータイ短歌」「古典講読『宇治拾遺物語』」「邦楽のたのしみ 常磐津『屋敷娘』」「ラジオ名人寄席 『大田道灌』『日和違い』」といった番組類。テレビより私の趣味にあった番組が多くて楽しいです(テレビはほとんど見てませんけれど)。NHKのAMばかりですが(笑)
「ケータイ短歌」はクサくて良いですね(笑) 私も一時期、携帯電話で五七五七七を入力してたことがありますし、投稿してみようかしらん? 「古典講読」は、芥川龍之介の『芋粥』と『宇治拾遺物語』にある元ネタの比較でした。
常磐津は、たまたまテープからラジオに切り替えた時に「きりはたり、ちょう」と唄っているのが聞こえて、思わず聞き入ったもの。能『松虫』などで、機織り虫(キリギリスの古名)の鳴き声として謡われる言葉ですけれど、常磐津でも使われているんですね。なんだか不思議と心に残る言葉です。
名人寄席は、橘ノ圓都さんの『大田道潅』と三代目桂文我さんの『日和違い』。ラジオですけれど、上方落語が聞けて幸せです(^^) 録音が流される前の解説によると、お二人ともすでに故人だそうですが…。
ところで今日は帰宅した後、久しぶりに家族で外食ということになって、もう一度車を運転することになったのですが、その時は妹にさっさとラジオをFM802に切り替えられてしまいました(笑) 私はNHKのAMが好みなんですけれど、聞いちゃくれない…。
大鼓のつもりでハンドル叩いて、クラクション鳴ったりして・・・(汗)。
いや~私、臆病なものでクラクションを
鳴らしたことがありません。
教習所で教官の指示で鳴らしたのが唯一ですね。
鳴らされたのは何回かありますが(笑)