歳末助け合い能の終了後、受付で「若手能 大阪公演」の宣伝・販売が行われていました。宣伝・販売をなさるのも出演される若手能楽師の方々です。お知り合いの方もいらっしゃったので、ご挨拶申し上げたところ「柏木くん、ちょっと」と呼ばれ「はい?」と付いて行くと「これ、宣伝して。よろしく」とパンフレットをどっさり渡されました(笑)
…というわけで宣伝です。しかし、大過ぎっすよ~、これは
若手能は本来、国立能楽堂の研修生の出演機会を作るために、各地で設けられた催し。大阪公演も当然、大阪・神戸の若手能楽師と国立研修生の競演の場として始まったのですが、大阪側で「自分たちの意見を反映できる、地域に根ざした若手能を作りたい」と、第8回から若手委員会を作り、大阪独自の企画を開始。現在に至っています。
能の催しでは最も欠けているように思われる「宣伝」にも力が入っていて、前回の大阪若手能は大入りでした。若手能は秋に京都でも行われていますが、あの寂しい客席を思い出すと、稽古に励むのは当然として、それ以外にも舞台を催すには大切なことがあるということを、感じました。
東京公演が1日しかないのに対して、今回は大阪公演は2日間の公演です。これからも様々な工夫をこらして、成功して行って欲しい舞台です。
若手能 能楽若手研究会 大阪公演
[第一日]
◆1月21日(土)13時~ 於・大槻能楽堂
★喜多流能『高砂』高林呻二 ★金春流舞囃子『項羽』金春穂高
★大蔵流狂言『鏡男』善竹隆司 ★観世流能『清経』井戸良祐
[第二日]
◆1月22日(日)13時~ 於・大槻能楽堂
★観世流能『芦刈』吉井基晴 ★和泉流狂言『鎌腹』小笠原匡
★宝生流舞囃子『富士太鼓』石黒実都 ★観世流能『鉄輪』梅若善久
●一般:2,700円(当日:3,000円)、学生:1,400円
(※+500円で、座席予約ができます。電話予約可)
■チケットぴあ(Pコード:365-685)、ローソンチケット(Lコード:52171)取扱
<問い合わせ先>大槻能楽堂 06-6761-8055
また両日とも公演前の10時から、お囃子体験のワークショップが行われます(要入場券、先着50名)。より詳しくは若手能大阪公演公式ホームページを参照下さい。
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→若手能 大阪公演 第一日(実際に見に行っての感想)
うわっ!
あんなにチラシを渡されたのですか?
こりゃあ、気合を入れて宣伝しなければなりませんね。
あとで、こっそりとバイト代を請求しないと(笑)
す、すごい数のチラシですね!!Σ(゚Д゚)
レイアウトもお見事でございます☆
私は先日、若手能公式サイトへリンクを願い出たところ、
某若手能委員様(委員長ではありません)より快く許可を
頂きましたので、拙サイトのトップページにて若手能PRを
始めました☆自分は行けないんですけどね(~_~;)
再来年こそは~!!(笑)
★dream-manさん
ホンマたくさんいただきました。
ノルマなんでしょうか(笑)
バイト代は…若手能のチケット各1枚で結構です(笑)>某能楽師様
★紅緒さん
ちょっと多過ぎですね。
とりあえず、大学で配るとして…後はどうしましょう?(^^;)
福王和幸師を委員長(若手能大阪公演委員会の委員長)と
呼んで慕って(?)らっしゃる紅緒さんだけに、
いらっしゃれないのは残念ですね。
同日にスピカ蝋燭能(於・札幌)があるんでしたっけ?
しかし、狂言&能の『大般若』だなんて
そちらも面白そうですよね!そっちも良いな~と思ったり(笑)
チラシの数にびっくりしました。一瞬、あれが一枚のチラシかと思い、「斬新なデザインだなぁ」なんて思ってしまった私です(笑)
★みゆみゆさん
上の写真は私が受け取ったチラシをちょっと凝った並べ方を
したものです。正しいチラシは下の方の写真です(笑)
上の写真通りでしたら、ちょっと奇抜過ぎですけれど
能のチラシとしては、かなりカッコ良い方だと思います~。