立命館大学は遠かった…!
既に残り期間が少ないですが、7月8日(日)まで京都市北区にある立命館大学アート・リサーチセンターにて能楽写真家協会写真展が催されています。
私は開催2日目の先月26日に時間が空いたので行ったのですが「立命館って京都の駅から遠いなぁ」と(^_^;) 行きも帰りもバスに乗ってから30~40分もかかります。高校3年生の時に受験で来ているほか、大学在学中にも金閣寺や龍安寺の観光の傍らに寄っているはずなんですが、完全に忘れてました。
写真について、何も語れることはありませんが。
・森口ミツルさん撮影の、善竹隆司師の狂言《蚊相撲》
・瀬野雅樹さん撮影の、近鉄アート館における観世暁夫師の新作能《鷹姫》
・今駒清則さん撮影の、大阪万博の鉄鋼館ホールにて演じられたシテ・観世寿夫師、ワキ・宝生閑師、演出・観世榮夫師による円形舞台の照明能《善知鳥》
・名鏡勝朗さん撮影の、武田孝史師の能《船弁慶》
などが印象深かったです。あと、金閣の前で三番三を踏まれている茂山七五三師の写真も良かったですね。
併設展として「アート・リサーチセンター所蔵 能絵展」も行われており、月岡耕漁の能絵が展示されていたのは嬉しかったです。
なお、12月3日(月)~16日(日)に会場を東京都新宿区の早稲田大学演劇博物館に移して東京展も行われるようです。
立命館は京都市内に住んでても遠いです~(苦笑)。
でもどれも素晴らしいお写真で伺ったかいがありました。
観世寿夫さんの「善知鳥」は以前早稲田の演劇博物館で
(確か常設展示されているはずです)
後シテのお写真を拝見したことがあるのですが今回のも素敵でしたね。
何でも物凄いお舞台だったらしくこの後しばらく「善知鳥」
を誰もやりたがらなかったとある能楽師さんが話されたのを
お聞きした事があります。
月岡耕漁さんの能絵も特に舞台裏の様子が描かれてるものが
興味深かったです。
数多くの鏡板を手がけられた松野奏風さんはこの方の門下でいらっしゃるのですね。
立命館大学衣笠キャンパス。
「衣笠山も近かりき」と思わず『経正』クセを口ずさむ私は
染まっているなぁと思うのですが(笑)
そんな伝説の舞台の『善知鳥』なんですね~。
しばらく誰も演じたがらない、というのは
良い舞台にしろ、困った話です(^^)
月岡耕漁の能絵、前から部分的には名前も知っていたんですが、
知らずに好きだった能の絵が、耕漁の絵だと分かったりして。
なかなか深い思い入れを感じる会となりました。
松野奏風…大阪能楽会館や山本能楽堂の鏡板などを
描いた方ですね。うーん、能楽関係の画家ってのも
いろいろ知ってみたくなってきました。
その「とぉーーーい」立命館大学衣笠キャンパス、及びアートリサーチセンターに通学している善竹忠亮です。
以降お見知りおきを(笑)
うわー忠亮さん!コメントありがとうございます。
立命館の大学院に在学中でいらっしゃるのは存じておりましたから
神戸から通いはるのは大変だな~、と思ったものでした。
いえ、立命館への悪口じゃないんですよ(^^;)
申し訳ございません~。