これも少し前の話ですが、古代史仲間の碧穂さんが九州から京都・奈良へいらっしゃいました。その中の1日だけ、都合良く仕事が休みでしたので、私も同行。古代史・古典文学の世界に浸れる楽しい時間となりました。
朝9時にJR京都駅にて碧穂さんと合流。最初に向かったのが風俗博物館です。風俗博物館はJR京都駅から歩いて10分ぐらい、西本願寺の北の端から少し東側に入ったところにあります。『源氏物語』をテーマに平安時代の姿を人形で展示しています。
エレベータで入ると、最初に目に入るのが1/4サイズで再現された光源氏の邸宅・六条院「春の御殿」。期間ごとにテーマを決めて、『源氏物語』の特定の巻を再現した展示がなされています。
今の期間は「若菜 上」より、女三宮の六条院降嫁の様子でした。上の写真は、光源氏自身が女三宮を抱きかかえて車から降ろしている場面です。女三宮は前天皇の皇女。本物のお姫様だっこです! ただ40歳の源氏に対して、女三宮14歳というのが犯罪にしか感じられませんが(笑)
あまり大きくはありませんが、入館料は一般400円と安価ですし(ちなみに高大生300円・小中学生200円)、立体でリアルに平安絵巻の世界が感じられるのが何よりの魅力。また写真撮影OK、おしゃべりも自由というのが嬉しいです。
そんなわけで写真を撮りまくってきたので載せておきますね。ただ愛用のデジタルカメラを忘れてしまい、携帯電話のカメラによるものですが…。
1/4サイズの部分以外に、少しですが原寸大の調度品や人形が置かれたコーナーもあり、その中に実際に入って楽しめます。袿や狩衣も置かれており、実際に着ることができます。そんなわけで狩衣を着て、ちょっと袖を返して舞ってみました(笑) 撮影は碧穂さんが携帯電話にて。サイズは小さいのが少し残念ですが、顔が隠れてちょうど良いです(笑)
平安装束なら雅楽の舞でなければならないのでしょうが、能の型(笑) 狩衣ですから能『融』のシテ・左大臣源融をイメージして、早舞のつもり…。
とってもおもしろそうな風俗博物館ですね。
撮影厳禁の博物館・美術館が多い中、写真撮影OKとはめずらしい気がします。
人形の色目も美しいですね。
そして、源融さんの舞、いいです!(笑)
ゆげひさん、狩衣姿ステキよ~☆着付はご自分でされたのですか?私も岩手県の「えさし藤原の郷」に行った時に狩衣を着ましたが、上手く着こなせませんでした(^_^;)風俗博物館にもぜひ行ってみたいです♪<狩衣リベンジ(笑)
★ももたろさん
こんにちは!初ブログ書き込み、ありがとうございます!
風俗博物館はとっても面白いですよ!
ぜひとも訪れてください。
ただし日曜・祝日が休みなのと
展示替えで1ヶ月休みの期間があるのが残念なところです。
で、今日から展示替の休みの期間に入りました(苦笑)
(紹介するタイミングが悪すぎ)
次は7月1日~11月30日に「紅葉賀」の展示だそうです。
融の舞(イメージ)誉めていただけて嬉しいです(笑)
★紅緒さん
狩衣の着付は自分でしました。
とはいえ、指貫(袴)は腰に巻きつけただけですし、
上着は狩衣はテキトーに着てみただけなんですが。
「えさし藤原の郷」というのは、土地柄からいって
奥州藤原氏に関連させた施設なのでしょうか?
狩衣リベンジに風俗博物館へ是非!
いろんな狩衣写真を見て研究して、再チャレンジしてくださいね。
おぉ!柏木さんの狩衣姿だ!!お似合いですよ(^^)
風俗博物館、おもしろそうですね。
たしか、ここ前に京都の大学に行った国文学専攻の友人に「行ったよ」と教えてもらったことあるかも!!!
私は一度十二単を着てみたいかも(笑)
能の世界では狩衣って『翁』に使ったりと最高位の礼装ですけれど、
平安時代は略装だったんですよね。そういえば。
風俗博物館、面白いですよ。
あまりメジャーではないですが、知ってる人は知っている博物館です。
十二単は普段は着れないんですが、期間限定で別館などで
着付けをしていることがあります。
細かくサイトをチェックですね(笑)
伊勢の斎宮にある「いつきのみや歴史体験館」では
十二単の着付けやってましたね。
http://www2.mint.or.jp/~itukino/index.html
人気で、結構早目に行かないと無理ですが。
こんにちは、柏木さん。
近々京都へ行く予定があるので、行ってみようとHPを見たら、6月はお休みなんですね。
がっかりです~。
私は狩衣を着てみたいなぁ。
絶対他では着る機会ないでしょうから。
て、十二単もないですけど。(爆)
こんにちは。
挿頭花さんが京都にいらっしゃる予定というのは
"せぬひま"ですね(笑)
残念ながら風俗博物館は6月は展示替えで休館なんです。
一昨年もそうでしたから毎年のようですね。
十二単を是非お召しになってください~。
で、写真を公開っす(笑)
ああ、バレてますね。(笑)
>で、写真を公開っす(笑)
では、サイトをまめにチェックして、お姫様だっこ”してくれる光の君を伴って、十二単姿をご披露しましょう・・・はて、いつになることやら。(笑)
せぬひまは残念ながら参れないので、
挿頭花さんのレポートを楽しみにしていますね。
おお、光の君同伴で十二単ですか!?(笑)
ますます楽しみです。
む~ん、行きたいなあ、ここ。前からあちこちで書いてますけど、能を観て最初に「ああこれを造形にしたい」と思ったんですよね。だから私の「能おっかけ」の終着点は能人形を造ることなんです。でも人形造りの基礎さえ知らない私にどこまで出来るものなのか。今はまだ暗闇の中でもがいてるだけです(苦笑)。最初はやっぱり猩々を造りたいんですよね~。
この風俗博物館、今でこそ『源氏物語』のテーマミュージアムですけれど、
元はいろいろな時代の風俗衣装人形を作っていたらしいですよ。
昔展示されていたらしい人形の絵はがきも売られていますが、
中には能の『羽衣』もありました。
しかし、peacemamさんの能おっかけの終着点が能人形造りとは!
京都の三条河原町には、能の人形を売ってる店もありますよ。
通りかかるたびに覗いてしまいます(笑)
「風俗博物館」を訪ねた
西本願寺の東にある風俗博物館に行ってきました。
お盆休みのいつかに行こうと思っていたのですが、風俗博物館ホームページを見ると「8月13日(日)~17日(木)まで休館 」。
おいおいそれじゃ他の日には行けないぞ、ということで急遽12日の夕立の中を現地に向かっ
はじめまして。亜沙姫(あさひ)と申します。
平安時代や陰陽師が大好きな私は、ずーーーーーっと風俗博物館に行きたいなぁ、と思っています。
ですが、京都は私の住んでいる場所からは遠くて、なかなか行くことができません。
でも、いつか絶対に行こうと思います・・・!
その時は、狩衣や桂が着てみたいです。
ではでは、失礼致します。
亜沙姫さん、こんにちは。
平安時代、陰陽師。私も好きです。
風俗博物館、京都から遠い方にはなかなか行きづらい場所かと
思いますが、機会を作って是非一度はいらして下さいね。