横浜能楽堂限定銘菓「鏡板」

鏡板の箱

 横浜能楽堂限定のお菓子「鏡板」です。私は横浜能楽堂には行ったことがないのですが、「銘菓おきな」と一緒にいただいたものです。「能・狂言関連菓子・雑貨類リスト」作りは文字通り、「美味しい」企画となってます。甘いの、割と好きなんですよね(^^)

 円筒形をした落雁で、中に入った餡との組み合わせがとても美味しいお菓子です。上品な甘さ(こればっかだな。もっと語彙を増やしたい)です。一口サイズのため、パクパク食べてしまいました(苦笑)


鏡板

 製造元は「株式会社落雁諸江屋」、金沢のお菓子屋です。同封されていた説明文によると、加賀落雁は後小松天皇(在位1382-1412)の時代からの名産で、江戸時代には加賀藩主・前田家によって禁裏公家諸大名への贈答品として使われたのだとか。

 前に本家サイトの掲示板で話題にもなりましたが、横浜能楽堂の舞台は、元々前田家ゆかりの染井能楽堂を移築したもので、鏡板には前田家の家紋である梅も描かれているんですよね。横浜能楽堂限定銘菓「鏡板」を金沢の落雁菓子店が作る縁は、そのあたりにありそうです。

 ちなみに、九州の能楽サイト「柳の下」にも昨日、「鏡板」のことがアップされていましたので、そちらもどうぞ。8個入りの豪華版の写真が載っています。

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加賀宝生

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柏木ゆげひ

大学の部活動で能&狂言に出会ってから虜→現在は会社員しながら能楽研究の勉強中。元が歴史ファンのため、能楽史が特に好物です。3ヶ月に1回「能のことばを読んでみる会」開催中。能楽以外では日本史、古典文学などを好みます。

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6件のフィードバック

  1. peacemam より:

    落雁なんですか。いつも売ってますけど買ったことがないので知りませんでした(恥)。大きさと言い雰囲気と言い、お茶のお菓子かな~と思っていたのです。私はお茶をやりませんので買ってもしょうがないかな、と思っていましたが、一度食べてみるのも悪くないかもしれませんね。

  2. 確かにお茶によく合うとは思います。
    私は自分で煎茶を入れながら食べてましたし。
    お茶といえば幼稚園でお稽古がありまして、今も「お稽古終了証」と
    いったものを持ってますが、記憶といえば
    甘いお菓子がもらえたことだけですね。お茶は苦かったことと(笑)
    peacemanさんも一度是非召し上がって下さいね、「鏡板」。

  3. しろ より:

    わぁ、4個入りは箱が真四角で可愛いですね(*^^*)
    手頃な大きさですし。
    味と言い、ネーミングと言い、デザインと言い、秀逸なお土産品ですね(*^^*)

  4. こんにちは、しろさん。コメントありがとうございます。
    8個入りも立派ですよ!
    しろさんの写真を見て、もっと接写すれば良かったと
    感じました。
    横浜能楽堂はいちいちやることが羨ましいです(笑)

  5. peacemam より:

    買いました~。食べました~。
    今日、時間が出来たので横浜アートLIVE大狂言会の
    夜の部に行き、忘れないように始まる前にゲット。
    美味しいですね。でもとても甘~いからやっぱりお茶が
    ないとダメかも。
    鏡板で加賀銘菓。。。これってダジャレなのか?と
    思ってしまいました(笑)

  6. peacemanさんも食べられましたか~。
    確かに甘いですよね。私は和菓子を食べるときは、
    いつも煎茶を自分で入れながら食べるんですけど、
    ちょっと苦味のあるのがよく合いそうです。
    「鏡板で加賀銘菓」…ダジャレですかー!?