のだめカンタービレ 二ノ宮 知子 講談社 2002-01 by G-Tools |
久しぶりに一日ヒマだったので、ついマンガを読んで一日を過ごしてしまいました(笑) たまにはこういう一日があっても良い…かも? 毎日ハマりっぱなしではダメですが(^^;) そんなわけで読んでいたマンガがこの『のだめカンタービレ』。
帯に書いてあるあおり文句は「こんなに笑えるクラシック音楽があったのか!?」 確かにゲラゲラ笑いながら読めるマンガですが、決してフザけているわけでもなく、少し極端な登場人物たちによる音楽ストーリーといったところです。
エリート音大生で指揮者志望の千秋真一(オレ様主義)は、とても優秀でありながら、過去のトラウマによる飛行機恐怖症のために日本から出られずにいた。そんな彼の前に現れたのは、不思議少女・野田恵(のだめ)。彼女との出会いが、千秋の転機となったのだった…。
千秋とのだめもかなり個性的ですが、ほかにも、学校裏の「裏軒」の息子でヴァイオリンの峰(自称・千秋の親友)、アフロで乙女なティンパニー奏者の真澄ちゃん(でも男)、ドイツからやって来たエロいじいさん・シュトレーゼマン(実は世界的指揮者)etc. 豊富で個性的な登場人物が揃ってます。
でも、それだけじゃなくて、きちんと音楽の面白さ、気持ちよさなども描かれていて、そこがまた良いんです。また、登場人物たちの成長のきっかけになる部分が何度か出て来ますが、それは音楽に限らない普遍的な内容を持つようにすら感じます。
私はこのマンガのゲラゲラ笑える部分も大好きですが、それ以上に成長していく人間に惹かれるからだと思います。音楽用語もしっかり出て来ますし、その半分も理解できていないはずなのですが、そこにどこか、「人間」にまで通じるものが感じられて、何度も読み直してしまうぐらい、大好きなのです。
私が実際にクラシックのコンサートを聞きに行ったのも、このマンガの影響です。日本のクラシック好き(能楽など)な私ですが、ヨーロッパのクラシックもまたいいものです。また聞きに行きたいなあ~、安ければ(ぼそっ) とりあえず、作中に出てくる曲のCDぐらいは聞いてみたいものです。
■関連記事
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→碧穂の…な日々:「のだめカンタービレ」1~11巻 著・二ノ宮和子
→千鳥の酒樽+日記:のだめカンタービレ♪
こんにちは~
この作品はつい数ヶ月前、マンガ喫茶で知りました。恋愛至上じゃない不思議路線少女漫画としては、動物のお医者さんの流れを汲むような・・・
完結してないマンガに嵌ると「ノルマ」が増えて大変(笑)
のだめ、あの『レッスンバッグ ケンバン』
あの、のだめがよく使っているバック!!
なんとホントに売ってますよ。
さすがに今回は、『SオケTシャツ』みたいに即買いしてませんけど。
買おうかな??
他にもいろいろありますねw
レッスンバッグ ケンバン
鍵盤織ブックカバー
二ノ宮さんのマンガ、「GREEN・農家のヨメになりたい」というのも面白いですよ。少し前、NHKでドラマになっていました。「天才ファミリーカンパニー」というのも描いていて、「天才」が好きなのかな~と思ったりしますが(笑)、出てくる「天才」たちにイヤミがないのがいいです。
「のだめカンタービレ」第12卷 二ノ宮知子
のだめカンタービレ #12 (12)講談社このアイテムの詳細を見る
お薦め度:☆☆☆☆☆
待ちかねた12卷。
4ヶ月は長かつた。
いよいよ千秋とのだめの關係も新たな展開へ。(ぼへぇ~っ)
同じパリに留學してゐたオーボエの黒木くんが登場。
さて千秋のパリデビュー
★見たままに切り取る京都のsunaさん
こんにちは、コメントありがとうございます~。
マンガはいろいろ読んでらっしゃるようですね(^^)
『動物のお医者さん』も大好きなマンガですけど、
あちらはもっと淡々とした日常を面白く描き、
『のだめカンタービレ』は、ストーリー展開からして
ダイナミックな違いはあると思います。
「安心感」という意味では、『動物のお医者さん』の方が強いですね。
ノルマは無理じゃない程度にどんどん増やしちゃって下さいませ(笑)
★peacemamさん
『GREEN』も『天才ファミリー・カンパニー』も全巻持っております(笑)
順番としては『GREEN』→『のだめ』→『天才~』で。
『天才~』は前半の展開がちょっと単調かな、とは感じて
『GREEN』や『のだめ』よりは評価が低いですが、
これも割と好きなマンガです。
確かに天才というか、才能にあふれた登場人物ばっかですよね。
でも、イヤミには感じない、というのは全く同感です。
NHKのドラマ版『GREEN』は、偶然10分ぐらいみましたけど、
なんか違うと思ってテレビの電源を切ってしまいましたが(笑)
柏木さん、こんばんは~!
TBありがとうございます~。
そろそろ「のだめ12巻・感想」を書きたいなって思っていたトコロです。
のだめちゃんの破天荒ぶりとか、千秋さまのオレ様ぶりとか、
すごく自由な感じでいて実は繊細でもあり…。
単純明快なコメディだけではなく、多面的に一人ひとりを描かれているのが良いですよね♪
天才でも天然でも、苦悩するし苦労する。
お互いの音楽を溶け合わせて成長していく2人が、羨ましいです~。
柏木さん、「GREEN」を「のだめ」より先に読まれてるとは!
野菜は無理だけど、ハーブは育ててみたいですね(庭は、ないけど…)
「天才ファミリー」は未読です。「よっぱ研」は買いました(笑)
最新の12巻は、千秋は「変態の森」へ突入してしまいますし(笑)
コメディや恋愛路線も進みますが、「鋭い!」と思うような言葉も
満載で、良いですよね。
『GREEN』を読んでいると農業したくなりますよね。
父が好きで、狭い庭に少々野菜類を植えてますけど…。
『平成よっぱらい研究所』は、友人が買ったものを何度も読みました(笑)
うちは息子(三男)が高校に入った頃から「農家の嫁」じゃなくて「農家」になりたい子だったのです。今春進学し、進んだのが農学部じゃなくて園芸学部なのですが農作業実習は楽しいらしいですよ。こんな都会育ちの子に農業なんか出来るんだろうか?という思いが多少あったのですがが「GREEN」を読んで力づけられた気がしました。農業に限らず何であれ「本人のやる気」ですよね。
こんにちは。
トラバ&コメントどうもありがとうございました。
この本の作者さんは、本当に魅力的です。
「GREEN」は読んだことがあるのですが、
「天才ファミリーカンパニー」は古本を買おうかと
考えてます♪
?のだめカンタービレ?
のだめカンタービレ
二ノ宮 知子 / 講談社
この本が、ブログトップページの
今週のライフログトップ1になっていました♪
「こんなに笑える音楽があったのか!」といった帯の言葉が気になり、
楽器が、表紙に描かれていることも気になり、
とりあえず、一巻
★peacemamさん
この間、ラジオを聞いていたら、岡山県のどこかの市の
農林課が主催する都市出身で農業志望の人向けの3ヶ月の研修の
案内が流れていました。そういう時代なんですかね~。
しかし、私、『のだめカンタービレ』や『GREEN』と、
『なんて素敵にジャパネスク』を比べて、恋愛要素の濃さでは
大して違いを感じないのです。
でも、一方はOKで、もう一方無理というのが少し不思議だったり(笑)
★sorairobookさん
こんにちは。
『天才ファミリー・カンパニー』は、前半は苦手な方も
いらっしゃるみたいですが、後半の、それまでのネタフリが
全部繋がって展開して行く様はホント面白いですよ(^^) 是非。
つい先日、僕も一日暇だったので、読了しました。
部屋を片付けて風呂に入ろううと思いましたね・・・笑。
jyu、コメントありがとー。
だね。部屋の片付けはしなきゃ…私も(^^;)
風呂には入ろうね…。
ご無沙汰しております、TBありがとうございます。
のだめは男性の方にも人気があると聞いていました。
ほんとに面白い作品だと思います。
ただ笑えるだけじゃなく、何かに打ち込む人とその成長にとても心打たれます。
巻を重ねるごと、のだめちゃんって凄いと思う気持ちが膨らみますね。
コメントありがとうございます。
>>何かに打ち込む人とその成長にとても心打たれます。
そうですね。物事に打ち込む姿って好きなんですよ。
そして、『のだめカンタービレ』の登場人物って、
みんな打ち込むことに貪欲で、それが魅力でもありますよね。