三日目


◆三日目(8月18日日曜日)
 今日は妹曰く「買い物」の日なんだそうで。しかし、ロンドンでは日曜日はしっかり安息日なので普通の店は休みなんですよね。最近になって、今まで禁止されていた日曜営業(6時間のみ)が許可されたので、商店街などは昼から営業するようになったそうですが、やはり本当に高級な店は休みだとか。しかし、そんな高級な店に行く予定もないし、ということで出発(バーバリー(Burberrys)の店は営業してたらしい。高級ブランドの誇りより利益重視なのか?)

ケンジントン宮殿
オレンジ公ウィリアムの銅像とケンジントン宮殿

 そんなわけで「午前中は歩く」との妹のお達しにより、ホテルに近いケンジントン公園(Kensington Gardens)へ向いました。クロムウェル・ロード(Cromwell Road)を進んでると、右手には自然史博物館(Natural History Musium)が見えます。もともとは大英博物館(British Musium)の一部だったのを、収蔵しきれなくなって独立したものなんですが、その独立が1860年だというから、すでに150年前(汗) こっちの博物館は歴史でもスケールが大きいです。

 さらに王立音楽学校(Royal College of Music)を横目に見ながら進むと、ケンジントン公園のクィーンズゲート(Queen's Gate)へ着きました。ケンジントン公園内を北東へ進むと、ケンジントン宮殿(Kensington Palace)が見えてきます。ここは故ダイアナ元妃が住んでいたことで有名。彼女もいろいろあったなぁと思いながら、入場料が高いので入るのは断念しました(笑) それでも窓から少し見えた館内は優雅なたたずまいを見せていました。表には1688年の名誉革命(Glorious Revolution)で、オランダから招かれて即位したオレンジ公ウィリアム(William, Prince of Orange)の銅像が立っています。

模型船
模型船です 本物ならキザ過ぎ(笑)

 それから丸池(Round Pond)に行くと、白鳥?がたくさんいました。白鳥?というのは、鳥の種類の見分けに自信がないからです(笑) ほかにはラジコン操作のできる、模型船を浮かべている集団がいましたね。汽船とかの模型に混じって、青年が女性を乗せてせっせとボートを漕いでる模型もあったので面白いなーと思いました(右の写真)

 そこから東へ歩いて長池(Long Water)にぶつかると、長池沿いにハイド・パーク(Hyde Park)に入って、ピーターパン(Peter Pan)の作者・ジェームス・バリー(James Balley)が、舞台のネバーランド(Never Land)のモデルにしたという島というのがあると聞いてたので探して歩きました。しかし、島はあったもののあまり綺麗でもなく、それを示すものも何もありません。歩き間違ったのか、それとも聴き間違えていたのか、とにかく良く分かりません(汗)

ウェリントン門
ウェリントン門

 さらに南東へ向かって、ハイド・パークからグリーン・パーク(Green Park)側へ行って、ウェリントン門(Wellington Arch)へ。これは1815年、ウェリントン公が率いる連合軍がナポレオン軍を破ったことを記念して作られた門だそうです。門の上にあるチャリオットに乗る戦の女神が勇ましくて、私は好き。チャリオットっていうのがいいです。ファンタジーファンとしてはそそられます。門の上に昇ることもできるようですが、有料らしいので断念(笑) あんまし無駄にできるお金はない。日本人、必ずしも金持ちにあらず。

 この辺りで昼になったので、ついに「買い物」日発動。地下鉄に乗って、ロンドン一の繁華街・オックスフォード・ストリート(Oxford Street)へ向いました。昨日から何回か地下鉄に乗っているが、さすがにそろそろ慣れて来きます。地下鉄は改札からエスカレーターに乗ってどんどん下って行くようになっているのがほとんどですが、「立つ人は右」「急ぐ人は左」としっかり決まっています。私は一度、ついうっかり左側に立ってしまったとき、急いでた白人男性にずいぶん嫌な顔をされました。日本ではずっと「急いでる方の為に片方をお開け下さい」と放送がかかっているにも関わらず、左右関係なく立って塞いでしまっていることも多いのに。開ける方向にしろ、大阪と東京では違うなんて説もあるし、混乱していますよね。それに対してカッチリしているのは、ロンドンのいいところだと思います。

地下鉄のエスカレータ
地下鉄のエスカレータ 立つ人は右側

 ついでに書いておくと、公共の場での禁煙が徹底してるのもロンドンのいいところ。私は呼吸器が弱いこともあって、タバコは吸わないけれど、好きな人が吸う分は仕方ないかなと思っています。でも、禁煙であるはずの駅のプラットフォームとかでタバコ吸う人間がいて、そういうのは大嫌いです。喫煙コーナーで吸う分には文句言わないから、私の近くで吸わないで欲しいと言いたいです。大学の友だち・先輩・後輩にはほとんど愛煙家がいないのは幸いなことですが、まあ、親しくしてる友だちとかは、一言聞いてくれたら(「吸っていい?」とか)お互い気持ちよく過ごせますよね。

 …と直接ロンドンに関係ないことを書いてしまいました(汗)

 地下鉄をボンド・ストリート駅(Bond Street)で降りると、すぐに妹が店へ駆け入ります。見るとディズニー・ストア(Desney Store)。ディズニーってアメリカの会社じゃん(汗) わざわざロンドンへ来てディズニーグッズ買わなくとも、と思う私は間違っているのでしょうか? 『Monsters Inc』のグッズを見て「可愛い」を連発する妹。そりゃ、可愛いけどさ。ちなみにこのディズニー・ストアの隣には、日本でもおなじみCD店のHMVがありました(笑)

 それからしばらく歩いてると、easy Internet Cafeというネットカフェを見つけました。前、ほかのサイトで、外国からネットカフェを使って自分のHPを更新した人を知っていたので、それを試してみます。とりあえず£1だけ試したのですが、約1時間使えました。日本語の表示をするのはすぐできたのですが、問題は日本語の入力。かなり悩みました。こんなことなら日本にいる間に調べておくべきだったなーと思います。やっと糸口が見つけたころには、1時間が過ぎようとしていました(笑) あえなく終了。

HMV
オックスフォード・ストリートにあるHMV

 私がネットを終えたころには時間は14時。さすがにお腹が減ったので、ネットカフェの向かいにあったマクドナルドに入りました。ちなみに私は関西人なので、略称は「マクド」(笑) メニューを見ると、ハンバーガーとかチーズバーガー・ビッグマックとかは日本と共通でしたが、日本と違うものもいくつか。日本でのバリューセットにあたるものが、Value Mealという名前になっていた。当然、子ども向けのハッピーセットはHappy Meal。私はBig MacのValue Mealで、£4ちょっと。こんな所でも日本より高めです。ちなみにドリンクに選べるのはコーヒー以外は全て炭酸飲料。やはりイギリス人は炭酸好きなのか?(笑) 味は日本のマクドとほとんど変わりませんでした。安心したような、つまらないような心境です。

 マクド後、オックスフォード・ストリートを進み、オックスフォード・サーカス(Oxford Circus)からリージェント・ストリート(Regent Street)に入る。有名ブランドの店が多い通りで、大きな袋を持った日本人も多いとか(汗) そういう話を聞くたびに思うが、そんなに日本人ってヨーロッパ旅行に行っては買い物ばかりしてるのだろうか? まあ、私は服装関係には、てんで興味を持たない性質なので、理解できないだけなんですけれど。

指輪物語フィギュア
指輪物語フィギュア 写真がぶれてるのが残念

 そんなリージェント・ストリートで面白かった店は、なんといってもハムレーズ(Hamley's)。200年以上の歴史を持つという名門おもちゃ店です。とにかくいろんな玩具があった。私でも分かるものとしては、まずハリー・ポッター(Harry Potter)の玩具類。ハリーポッターのコーナーがありました。主人公ハリーの人形はよくできているんですけど、同じ売り場にあったハーマイオニーの人形は、あまり出来がよくない。映画でハーマイオニー役をしてるエマ・ワトソンは、すごく可愛いので似せて作ってもらって欲しいものです(笑) レゴ(Lego)で作られたホグワーツ魔法学校もあったので、いいなーと眺めていました。

 それからさらに上の階に行くと、今度は指輪物語(The Load of the Rings)の人物たちのフィギュアがありました。ガンダルフにアラゴルン、ボロミア・ギムリ・レゴラス。アルウェン・ビルボ。敵役のサルマンやウルク=ハイなんかもあります。フロド・サム・ピピン・メリーのホビット4人は、似てて見分けがつかなかったのが残念(笑) とても出来が良くて、とても欲しかったです。でも高い(汗) 結局買うのは断念しました。

フィギュア軍団
フィギュア軍団

 ほかにも近くには、中世騎士やバッキンガム宮殿の衛兵、ロンドン警視庁の警官のフィギュアなんかがありました。中には肖像画から作り上げたヘンリー8世とその妻たち(Henry VIII and his wives)なんてフィギュアも。ロンドン塔の売店でもヘンリー8世グッズを見かけましたが、人気があるのか、ヘンリー8世? 有名度は確かに高いでしょうけど。

 ほかにはスターウォーズ(Star Wars)関連のレゴ。レゴブロックで作られたダースベーダーとR2D2も。それから意味不明なスモウ(Sumo)という玩具。わざわざ、"Super" "Unbelivalbe" "Monster" "Oriental"と語路合わせもしてありました。私はただただ苦笑するばかり。

 ハムレーズを出てしばらく歩いてると、expensiveという店があった。高価な店ってか? ただしセール中(笑) 看板に偽りありですね(笑) しかもそのセールの看板が、ほとんどヌードみたいな女性が5人ばかりポーズを取ってるえっちぃなヤツ。それでいて、婦人服店なんだから不思議な店です。ちなみに客はまあまあ入ってました。

無印良品
カーナビィ・ストリートの無印良品の店

 その辺りから少し抜けて、カーナビィ・ストリート(Carnaby Street)を歩いてると、どっかで見たMUJIという看板が。そう、無印良品の店です。ここまで無国籍な店も凄い。日本とまったく同じものを売っています。というか、ラベル日本語じゃん(汗) でも、店員に日本語は通じませんでした(笑) 味噌汁椀(Miso soup bowl)とかも売ってました。誰が使うんだ? ロンドンは日本人が多い街だというけれど…。

 再びリージェント・ストリートへ戻る。いろいろな店が軒を連ねる中、再びどっかで見たUNIQLOの文字。ユニクロである。UNIQLOerゆげひを名乗った私ですが、別にユニクロのファンではありません(笑) 一応、覗いてみるが、やっぱり安い。£3のシャツとか、下手したら昼食1食分よりも安いぞ(汗) さすがはユニクロ、感心するような、ロンドンはリージェント・ストリートにまで安売りを展開してることに図々しさを感じるような。結構客が入ってましたね。

ピカデリー・サーカスのエロス像
ピカデリー・サーカスのエロス像

 それから、ロンドンの街中では本当によく見る2大店舗・マクドナルドとスターバックスStarbacks Coffeeもリージェント・ストリートにありました。これに、マクドの対抗組織(?)バーガーキングとドラッグストアのBootsを加えた4種の店は、わざわざ探す必要がないほどロンドン中に存在します。正直、日本のマクドとかにも言えることだけど、便利なのは分かるが風情がしません。といっても、利用してるんですけどね。特にBootsは基本的にはドラッグストアですが、サンドイッチとかスナック、ドリンクなども売ってるし、コンビニ感覚で使えるのが良いです。

 リージェント・ストリートの終わりがピカデリー・サーカス。サーカスと聞いたら、どうしてもあの芸を見せてくれるサーカスをイメージしてしまうんですが、この場合は「いくつかの道の集まる円形広場」のこと。まあ、語源も綴りも同じなんですけど。真ん中にはエロスの像もあります。昨日のガイドさんは、キューピットの像といってたけど、まあ、同じ神を表す別名だしねぇ。エロスというと、日本ではえっちぃなイメージが湧くから言い換えてたのでしょうか。どちらにしろ愛を司る存在です。像の周りは待ち合わせの名所だそうで、腰を下ろしてる人も多いとともに、写真を撮る観光客らしい人も多かったです。かくいう私も、写真撮影にいそしんでいたんですけれどね(^^;)

 ここから地下鉄に乗って、チャリング・クロス(Charing Cross)へ。地下鉄を出たところにえらく立派な教会塔が見えます。これが聖マーティン教会(St.Martin-in-the-Fields)で、名前に入ってるFieldsは、建てられた13世紀には草原の真ん中だったためだとか。思わず歴史を感じて眩暈がしますね。その聖マーティン教会の隣にあるギリシャ風の建物が国立美術館(National Galley)。有名な絵画が集まる美術館だそうだが、時間がないので今回は入るのを断念。

トラファルガー広場
トラファルガー広場

 これらに囲まれた場所がトラファルガー広場。ネルソン(Nelson)という海軍提督の栄誉を称えるために作られた広場だそうですが、残念ながら私はネルソン提督という人物のことを知りません(汗) こういうことなら、来る前にざっとこの国の歴史を勉強しておくべきだったと思います。こういうのは行く前にはあまり気づかないものなんですけどね。だから、「後に悔いる」と書いて後悔というわけで(笑)

 ちなみに、ネルソン提督の像が立っているのは立派な円柱の上なのですが、そういうスポットの宿命として、ハトの糞攻撃を喰らいまくるらしい(笑) ご愁傷様です。あと円柱の周りには四方を恰幅の良いライオンが囲んでる。こういうスポットの宿命として、観光客が登って一緒に写真を撮られてます(汗)

 そこからホワイトホール通り(White Hall)の方へ進むと、立派なアーチ門があった。しかし、観光ガイドには全く載っていません。地図を見るとAdmiralty Archと書いてあるが、私じゃ単語の意味が分からず(笑) でも、これもまた立派な門です。観光名所じゃなくても立派な建物多いんだよなぁ、ロンドンって。ホンマに。

 しばらく行くと、昨日のバス観光では馬に乗った騎兵が守っていた門がありました。近衛騎兵隊の司令部のあるホースガーズ(Horse Guards)です。しかし、すでに夕方だったためか騎兵の姿はなく、そこある糞のみが馬がいた名残を遺していました(笑) しかし、門を通りぬけようとすると観光客が溜まっているところがあります。馬にこそ乗っていなかったが、衛兵さんがいるのです。衛兵の隣に立って、一緒に写真撮影して行く観光客たち。当然私も一緒に撮りました(笑) それにしても衛兵は全く不動の体制にして無表情。さすがに息はしてるみたいだったけど(笑) やっぱり訓練の賜物なんでしょうか。まあ、撮られ慣れてるってのもあるんでしょうけど。ガイドブックに「なんとかして笑わせたい、という衝動に駆られる」と書いてあるのも、頷けます。ちなみに今の時期、門衛に当たっているのは近衛兵ではなくて代わりの隊なんだそうで。門を通りぬけると、向こうには聖ジェームズ公園(St.James Park)がありました。その更に向こうがバッキンガム宮殿である。

ウェストミンスター寺院
ウェストミンスター寺院 写真に入りきらない(汗)

 ホースガーズを抜けた次にあるのが、Downing Street。ブレアさんの住む首相官邸を始め、現職政治家の住む通りだそうです。ただし、警官が警護してて一般人は通れない。テロを警戒してのこと。

 パーラメント広場(Parliament Square)に行くと、ここを囲むようにウェストミンスター寺院と国会議事堂があります。ウェストミンスター寺院は、ウィリアム征服王の時代からイングランド国王の戴冠式に使われているという由緒ある寺院。ただし、日曜日なので入場不可でした。ちなみにウェストミンスターのみで「西の大寺院」の意味だそうだ。シティから見て西にあるからです。

 国会議事堂はビッグ・ベン(Big Ben)の通称でも呼ばれています。しかし、昨日のガイドさん曰く、ビッグ・ベンとは時計台の鐘に付けられた愛称だそうで、そういう意味では「ビッグ・ベンをこの目で見る」ことは不可能なんだそうです。昨日遠くから見たとき、妹が「爪楊枝を集めて作ったみたい」と言っていましたけど、たしかに建物の大きさに対してかなり細い柱をたくさん使って作られていて、本当に作りが細かい。本来は宮殿だったそうで、ウェストミンスター宮殿(Westminster Palace)という名前が正式らしい。

ロンドン・アイ
ロンドン・アイ

 国会議事堂の前には、清教徒革命の指導者オリバー・クロムウェル(Oliver Cromwell)の銅像があった。ほかにもリチャード獅子心王の銅像も。この辺りは本当に銅像が多いです。ロンドンにはいたるところに銅像があるけれど。チャーチルや、なぜかアメリカ大統領のエイブラハム・リンカーンの銅像なんかもあった。あとで旅行ガイドを読んでたら、ウェストミンスター橋(Westminster Bridge)の袂には、ローマ時代のイケニア族の女王・ボーディスィーアの像なんてのもあるそうで、見逃したことを悔しく思います。

 ウェストミンスター橋でテムズ河を渡り終えたところにあるのが、大観覧車BA London Eye。半径70メートル弱もある観覧車で、一番高い場所は国会議事堂の塔よりも高い。いい場所にあるだけあって、予約しないと乗れないそうです。ちなみに妹にとっての今日のメインイベントだったらしく、きちんと事前に予約を入れていました。ちゃっかりしてるなぁ。それでも予約票から実際のチケットに交換してもらうのに30分以上掛かった。なんて話だろう。

 で、チケットを手に入れた後も、今度は乗るために並ぶ(汗) といっても、こちらはそれなりに流れてたので気分的にはかなり楽でした。ただし、途中で持ち物検査があるのです。空港と同じような金属探知機を通って、やっとこさ搭乗。しかし、普通の観覧車とは違って、同時に20人弱ぐらいの人数が詰め込まれます。それだけ詰め込むくせに要予約とは…どれだけ込んでいるのだろうか思うと、頭がクラクラする。良識あるロンドン人には、「見るに耐えない醜悪な建造物」と評されたという大観覧車だけど、やっぱ儲かるんでしょうねー(笑)

ロンドン・アイからの見晴らし
ロンドン・アイからの見晴らし

 大観覧車からの見晴らしは最高でした。ちょうど8時過ぎで夕日の時間(そう、緯度が高いので、8時過ぎでやっと日没なんです)だったので、街の建物が赤く染まってるのが良いんですよ。特に目立つのは国会議事堂ですが、今日までに歩いてきた場所は地図と照らし合わせて全てを確認することができました。天気さえよければ、40キロ近く離れているヒースロー空港まで見えることもあるといいます。さすがにこの時は見えなかったですが。乗ってるのはほとんど観光客ばかりみたいで、みんなカメラのシャッターを切るのに余念がありません(笑) 私も負けじとデジタルカメラで写真を撮ります。文句をつけるなら、窓がもっと綺麗だったらなぁ。なんか薄汚れてるんですね。隣で写真を撮ってた黒人のおばちゃんと「This window is so duty!!! Hahaha」とか笑ってました(笑) 閉鎖空間の中だけに、ちょっとした仲間意識みたいのができてました。隣の箱に入ってる人が手を振って来たりもしました。

 大観覧車を降りると、グッズ屋さんに混じって、いつの間に撮ってたのか、観覧車が上になった状態を外から撮った写真なんてものを販売してました。うまい商売するよなーと感心しながらも買わずに帰ります(笑)

 その後は、地下鉄でピカデリーサーカスまで出て夕食。中華にしちゃいました。結局、3日目にしてアジアン・フードに手を出してしまいましたとさ。だって、こっちの料理、味覚合わないんですもの(汗)

(Written on 2002/09/09)


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「世の中に昔語りのなかりせば―」
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